2ステップで描くグラデーションボブ展開図

グラデーションボブ展開図
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「グラデーションボブの展開図を調べて書いてきて!」まだ習ってもいないのに、自分で調べて勉強してきてと先輩に言われた。

しかし、カットの本を見てもよくわからない。インターネットで検索しても、切り方は紹介されているが、展開図の描き方について紹介しているものがなくよくわからない・・・

あなたも展開図の書き方がわからず困った経験はないだろうか?上記の悩みは、私の運営するカットスクールのあるアシスタント受講生の受講理由だ。

今回は、グラデーションボブの展開図を理解し、自分で展開図が書けるようになるために、グラデーションボブの基本展開図について2ステップにまとめた。

この2ステップに当てはめて書くことで、様々な展開図が書けるようになっていくことを約束する。

グラデーションボブの定義と展開図

グラデーションボブの展開図の前に、グラデーションボブの定義を確認しておこう。定義は次のようになる。

““肩より上の長さで、内側の髪と外側の髪のカットの切り口に、幅の狭い段差のあるスタイル。縦スライスに引き出した時に0度より上で90度未満の間の角度で切り口がスクエアになるスタイル” 

グラデーションボブの展開図を描く上で大切なのは、「縦スライスに引き出した時に0度より上で90度未満の間の角度で切り口がスクエアになるスタイル」というところだ。

つまり、グラデーションというスタイルは、0度より上で90度未満の角度で切り口がスクエアにカットされているスタイルのことを示す。

グラデーションボブとは(画像1)

グラデーションの展開図は90度未満の角度で切り口がスクエアになるように書かれたものとなる。(画像1参照)

そして、グラデーションボブというように、“ボブ”という言葉がつけ加えられている場合、ボブとは、肩より上の長さで、段差の幅が少ないスタイルを指すので、展開図を書く際には、肩より上の長さで書くこともポイントとなる。

グラデーションボブについて詳しく知りたい場合は➤グラデーションボブとは?理解するための3つのポイントの記事に詳しく書いているので、こちらを参考にして欲しい。

展開図の書き方の基本

グラデーションボブ展開図(画像2)

展開図の基本はトップ・ミドル・アンダーと3セクションに分けて考えるとわかりやすい。(画像2参照)

グラデーションボブ展開図(画像3)

画像3はよくある展開図だ。これをを見ても、なんとなくは分かるが具体的にはわからない。

グラデーションボブ展開図
グラデーションボブ展開図(画像4)

画像4のように、展開図を角度の尺度を設けて整理すると展開図がわかりやすくなる。

角度の尺度を使用して、展開図を書く場合は、切り口(カットされているライン)がスクエアになる角度で図を書くようにする。

そうすることで、その角度に引き出して、スクエアにカットすれば良いことがわかる。スクエアの角度で書かないと、どのようにカットされているのかが正確には分からないので注意しよう。(画像5参照)

グラデーションボブ展開図
グラデーションボブ展開図(画像5)

画像5の展開図は、トップ:67.5度 ミドル:45度 アンダー:22.5度のグラデーションボブでカットされているスタイルだと明確に理解することが出来る。

スタイルから見る展開図の書き方

グラデーションボブ展開図(画像6)

展開図の書き方の基本を基に、画像6のスタイルの展開図の書き方を紹介する。手順は次の2ステップだ。

1.3セクション(トップ・ミドル・アンダー)の髪を描く

グラデーションボブ展開図(画像7)
トップ、ミドル、アンダーの髪に該当する所に線を書く。(画像7参照)

トップの見方

グラデーションボブ展開図
グラデーションボブ展開図
(画像8)
トップの髪は、髪を下した時に出ている丸みの約3センチ下にある。(画像8参照)

ミドルの見方

グラデーションボブ展開図(画像9)
サイドのミドルの髪は、表面の髪と内側の髪の中間にある。バックのミドルの髪は、表面の髪と内側の髪を3等分した所にある。(画像9参照)

アンダーの見方

グラデーションボブ展開図(画像10)
アンダーの髪は、サイドはもみ上げ下、バックは生え際の髪になる。(画像10参照)

 

2.スクエア方向で展開図を書き、角度を記入する

グラデーションボブ展開図
グラデーションボブ展開図
グラデーションボブ展開図(画像11)
ステップ1で書いた各セクションの髪がどこでスクエアになるかを書く。

そうすると、今回のスタイルは、サイドは約11.25度+45度のグラデーションのスタイルだという事がわかる。

バックは、0度+22.5度+45度でカットされていることがわかる。0度はワンレングスなので、ワンレングス+グラデーションのボブスタイルという事がわかる。

注意点として、スタイル写真から展開図に落とし込むときに、100%の展開図は描ききれないことを予め知っておくことが大切である。

実際のスタイルであれば、画像12のように直接引き出して確認すれば良い。

グラデーションボブ展開図(画像12)

しかし、写真などの画像の場合はそうはいかない。そのため、写真から展開図を書く場合は、あくまでも仮の展開図となることを頭に置いておこう。

まとめ

今回はグラデーションボブの基本展開図の書き方を紹介した。そのポイントは角度という尺度表を使用しているところにある。あくまでも基本となるのでこの他にも展開図の書き方はある。

基本を押さえておくことが応用につながるので是非、今回の基本の書き方を覚えておいて欲しい。

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グラデーションボブ展開図

5 件のコメント

  • 展開図をスクエアの角度で、基本付ける見方でとても理解できました。
    又 一つ覚える事で力になりました。
    ありがとうございます。

    ブログの コメント記入以外、カットの疑問? について、お答えしてもらえるのでしょうか。宜しくお願いいたします。

  • おはようございます。
    カットの疑問について記入させていただきました。 〔肩上の外巻きスタイル]
    カタログ②の4番目を参考にGPSカット?しました、肩下3cm床平行のアウトラインで、顎下延長にボリュウム出し、サイドは丸くつなぎ、バックのコーナーチェックは全部落としました? 。 バックは縦スライスで45度位のスクエアになりましたが?
    最後全体にセニングしました?。

    受講時の知識以外全く知りませんので、教えて頂けたら嬉しいです。GPSカットでは無いのでしようか??
    宜しくお願いいたします。
    〔全く急ぎませんので〕
    勝手に疑問を記入してしまいましたが大丈夫だったのでしょうか。

    • 高橋さん、コメントありがとうございます!
      おっしゃる通りであっています。GPS理論でカットをしします。アウトラインの設定、コーナーチェックともにバッチリです!

  • 今 答えを読み嬉しくて、、
    疑問には講習行かないと無理かなぁと、、諦めていた所でしたが、、
    朝見れば良かったぁ❗️ 合っているんですね❗️本当に嬉しいです(*^_^*)
    お答え頂きありがとうございました(*^_^*)
    この方法で良いのかと思うと、カットが大また好きになりました。
    本当にありがとうございました。

  • いつもご指導して戴き本当にありがとうございます。

    変なコメントミスがありました。
    この方法で良いのかと思うと、カットがまた大好きになりました。 です❗️

    二つの習い事もありますが、私も後者を目指しカットをしっかり理解するために頑張りたいと思います。 髙橋

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