ボブとは「7つの用語で理解するボブスタイル」

マッシュボブとは
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突然だが、あなたは「ボブとはどのようなスタイルか?」明確に説明することができるだろうか。お客様が「レイヤーボブにしてください」と言われたときに、スタイルのイメージが湧いてくるだろうか?

ここ数年ほどボブスタイルが流行っている(2016年現在)ので「ボブにしてください」というお客様のオーダーも多いだろう。そんな時に、なんとなく、あやふやでしかボブについて学んでいなければ、自信をもってボブスタイルを提供することが出来ない。スタイルはなんとなく作れていても、自分の中での納得感が得れないはずだ。

今回はそのようなボブについて、「ボブとは?」という定義について詳しく紹介していく。ボブの定義を理解すれば、ボブスタイルを今よりも自信をもって提案することが出来る。そしてお客様の満足度の向上に貢献できるはずだ。是非参考にして欲しい。

ボブの定義とは?

ボブの定義

“肩より上の長さのスタイルで、内側の髪の毛と外側の髪の毛の重なり合う段差のないスタイル。または、段差の幅が狭いスタイルをボブという。” 
スタイリストによっては、鎖骨ぐらいまでの長さまでをミディアムボブと表現しているスタイリストもいる。

7つのボブスタイル用語

ここでは、“ボブ”という言葉と一緒に一般的によく使われる7つの用語について紹介する。それぞれが、どのようなスタイルを指しているのかを明確に理解しておくことで、お客様の要望のスタイル理解につながっていく。

1.ショートボブ

耳にかかるぐらいの長さ~アゴぐらいまでの長さのボブスタイル。(画像1,2参照)

ショートボブとは
(画像1)提供:ARC+ http://arcplus.jp/ スタイリスト:小久保 大樹

ボブとは
(画像2)

2.前上がりボブ

アウトラインが前上がりのボブスタイル。7で紹介するマッシュボブもこれに含まれる。(画像3,4参照)

前上がりボブとは
(画像3)提供:ARC+ http://arcplus.jp/
  スタイリスト:倉繁 麻依

前上がりボブとは
(画像4)

3.前下がりショートボブ

アウトラインが前下がりで、アゴぐらいまでの長さのボブスタイル。(画像5,6参照)

前下がりショートボブとは
(画像5)提供:ARC+ http://arcplus.jp/  スタイリスト:小林 ヒロミ

前下がりショートボブボブとは
(画像6)

4.ワンレングスボブ

肩より上の長さで、段差のないスタイルをワンレングスボブと言う。(画像7,8参照)
ワンレングスのスタイルについては ワンレングスとは「ワンレングスを上手く切るための3つのポイント」で詳しく紹介している。是非参考に見て欲しい。

ワンレングスボブとは
(画像7)提供:ARC+ http://arcplus.jp/  スタイリスト:倉繁 麻依

ワンレングスボブとは
(画像8)

5.グラデーションボブ

肩より上の長さで、幅の狭い段差の幅があるボブをグラデーションボブという。グラデーションとは、縦スライスでパネルを引き出した時に、0度より上で90度未満の角度でカットの切り口がスクエアになるスタイルである。肩より上の長さでグラデーションの角度でカットされたものは、グラデーションボブと言う。(画像9,10参照)
6で説明するレイヤーボブのように、段差の幅が狭くてもグラデーションの角度でカットされていないものは、グラデーションボブとは言わないので注意しておこう。(画像11,12参照)

グラデーションボブとは
(画像9)提供:ARC+ http://arcplus.jp/ 

グラデーションボブとは
(画像10)

グラデーションボブとは?理解するための3つのポイントの記事でさらに詳しく解説しているので、是非参考に見て欲しい。

6.レイヤーボブ

ベースがボブで、表面がレイヤーの角度でカットされているスタイルだ。レイヤーとは、縦スライスでパネルを引き出した時に、90度以上の角度でカットの切り口がスクエアになるスタイルである。そのため、レイヤーの角度とは90度以上となる。90度以上でカットした場合「レイヤーでカットした」という表現になる。ボブをベースに、ハチより上の表面の部分、または一部がレイヤーでカットされているスタイルがこれに該当する。

ボブレイヤーとは
(画像11)
画像11は、ワンレングスボブの表面に約112.5度レイヤーが入っているレイヤーボブだ。ワンレングスボブにレイヤーをプラスすることで、自然な丸みが出るという特徴がある。

レイヤーボブとは
(画像12)
画像12は、約22.5度グラデーションボブの表面に、約135度レイヤーが入っているレイヤーボブだ。ボブスタイルは表面の髪が長いため、トップにボリュームや動きが出にくいという事がある。そのため、ボブスタイルで、トップに動きやボリュームが欲しいという要望の時は、表面にレイヤーを入れることで要望に沿うことが出来る。効果的なので是非、参考にして試してみて欲しい。

7.マッシュボブ

マッシュボブとは
(画像13)提供:ECOO https://beauty.hotpepper.jp/slnH000246374/ スタイリスト:加納 隆史

マッシュルームカットされたものをマッシュボブと言う。辞書でマッシュルームカットを調べると次のように定義されている。“段差をつけず、全体を丸くカットして顔を包みこむようにしたもの”。また、語源としては、マッシュルームに似ている形ということで、マッシュルームカットと言われている。

“全体を丸くカットする”という所に、特徴がある。そのため、全体に丸みがあれば、辞書通りの定義でなくてもマッシュルームカットという。基本的なアウトラインの構成は画像14の3つになる。主に、サイドのアウトラインの作りが3種に分かれる。これらに幅の狭い段差を入れたものがマッシュボブとなる。

マッシュボブとは
(画像14)

まとめ

ここで紹介したのは、あくまで一般的な用語についての紹介になる。例えば、“キレイめボブ” “ショコラボブ”など、スタイリストが自分の作ったボブスタイルに“●●ボブ”と自分のアイディアで名前を付けたものが多くある。その場合は、ここで紹介した7つの用語以外にも多数の“ボブ”と組み合わせた用語が存在する。

そのようなスタイルを理解するときには、スタイルの説明を読んだり、そのスタイルの「段差の幅」「アウトラインの形(前下がりボブや前上がりボブ等)」「長さ」の3つを見る。そうすることで、スタイルがここで紹介した7つのボブの中のどのボブスタイルなのかを理解することが出来る。

ボブには7つのボブスタイル用語で解説した様々な用語が使われている。それらの定義や違いを理解することで、今よりもボブについて理解が深まる。その結果、より良いサロンワークにつながっていくことを約束する。

また、今回参考スタイルとして、スタイル画像を快く提供して下さった ARC+の代表 林田さん、スタイリストの皆さん、ECOO代表 加納さんに厚い謝辞を述べたい。

最後に

最後に仕事の中で思うようにいかないことが多く、自信をなくしているあなたへ 次の名言を紹介する。

「壁というのはできる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁があるときはチャンスだと思っている」イチロー

就職したものの、思っていたより厳しい状況が待っていることがある。壁があなたの前に現れたときに、もう駄目だと諦めて壁のない世界を求める人もいる。おそらくこのような人は、「私の人生は快適でなければならない。人生に問題や壁があってはならない」というような思いがあるかもしれない。

しかし、同じ状況でも「人生に壁があるのは当たり前だ」と捉えることが出来る人は、壁があるのは当たり前だと思っているので、壁が現れたときに、どのようにしてこの壁を乗り越えようかと前向きに考えることが出来る。

そして、行動を起こして壁を乗り越えると、その壁は自己成長の糧となり、イチローの言うようにあなたにとってチャンスである。

現実的に、人生の中で失敗や問題、壁のないことなんてありえない。必ずある。だとしたら、それをいけない事と捉えて、不安に悩まされるのか、チャンスと捉えて進んでいくのかはあなたの選択次第だ。

是非、このブログをきっかけに失敗や壁を乗り越えて欲しい。そして、それらをチャンスと捉えて成長していける美容師が排出されることを願っている。

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マッシュボブとは

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