カット練習!後頭部に美しいシルエットをつくる2つのポイント

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ミセス世代のショートボブスタイルで、比較的多いオーダーの1つに、「後頭部にボリュームが欲しい」というものがある。

この要望に応えるためには、セニングやセットでごまかすのではなく、ちゃんと展開図をイメージして、狙った位置にボリュームが出せるカット練習をしておく必須がある。

今回は、GPS理論で後頭部にボリュームを出し、美しいシルエットを作るための2つのポイントを紹介する。GPS理論の詳細は ➤簡単!3ステップでショートからロングまで作れるGPS理論 にまとめているので、知らない人は是非チェックしてカット練習してほしい。

今回のカット練習スタイル

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今回のスタイルは、

クロワッサン特別編集 40歳からの髪質に合った 大人の髪型カタログ (マガジンハウスムック)

31ページのスタイルをカットしている。今後もこのスタイルブックから選んでカットしていくので、是非1冊手元に用意しておいて欲しい。(上記のリンクからアマゾンで購入できます)

カット練習ボブ
 
*ブログに画像を載せる許可を株式会社マガジンハウス様より得て載せています。

たった3ステップでショートからロングまで作れるGPS理論

*GPS理論は3ステップで簡単にあらゆるスタイルが作れるカット理論。

ステップ1「アウトラインをカットする」
ステップ2「段を入れる」
ステップ3「コーナーチェック」

ステップ1「アウトラインをカットする」

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今回のスタイルは、次の長さになる。

サイドの始まり・・・エラ下
もみ上げ・・・喉下
サイドの終わり・・・喉上1cm
バックセンター・・・アゴ下1cm

これらの長さは、すべてテンションかけて下ろした時の長さになる。各ポイントの毛先がどこからカールしていて、どこに毛先が来ているのか?

その髪をテンションかけて下ろすとどの長さなのか?

体や顔のパーツを参考にしっかり毛を動かして決めるようにしよう。

例えば、
「もみ上げはカールしてアゴとエラの中間に毛先が来ている。テンションかけて下ろすと首の付け根の長さになる。」

上記のようにしっかり見るようにしよう。

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よって、今回のアウトラインの展開図は上記の画像のようになる。バックは床平行。サイドはもみ上げまで前下がり。顔まわりが前上がりのアウトラインとなる。

 

ステップ2「段を入れる」

次はステップ2のポイントを記載する。
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ステップ2では、まずGPをカットする。今回のGPはボリュームの位置の下2,3㎝になるように設定する。このGPの設定が今回のポイントの1つになる。GPから下に段が入りスッキリしてくる。そのため、GPの2,3㎝上にボリュームがでる。

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美しいショートボブのシルエットのGPの位置は、顔のアゴからエラにかけてのラインの延長上に持ってくるとバランスがとれる。この設定はポイントとなるので覚えておこう。GPが切れたら、次は段を入れていく。

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今回は表面の段のラインがもみ上げの方からGPにかけて入っている。そのため、誤って表面に段を入れる時に、前髪やサイドの始まりと繋いでしまわないように、前髪と顔まわりの髪の毛はダッカールで外して、段を入れるようにする。

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段の入れ方は、GPを中心とした放射状スライスをとっていく。各スライスのGPから生え際までの3分の2の髪の毛とGPを繋いでいく。スライスは片側が約4スライス~6スライスぐらいでカットできる。そのため、速くカットすることが可能だ。

段を入れると、GPを中心に3分の2の距離のサークル上に段が入り、残り3分の1は段が入っていない状態になる。今回のスタイルだけでなく、全てのスタイルでも同じ工程をするので覚えていて欲しい。➤ロングレイヤー切り方!

ステップ3「コーナーチェック」

最後はコーナーチェックだ。コーナーチェックはGPとEPを境目にバックが3種類、サイドが2種類ある。

バックのコーナーチェック

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美しいシルエットを出すための2つ目のポイントは、バックのコーナーチェックになる。バックのコーナーチェックは3つある。その中でも、③のコーナーチェックがネープがしまるので、シルエットが美しくなる。

①コーナーチェックなし・・・後ろのフォルムが重たくなる
②丸みでコーナーチェック(コーナーを骨格の丸みに合わせてカットする)・・・自然なおさまりと丸みが出る
③直線でコーナーチェックする(コーナーを全てカットする)・・・フォルムがえぐれる、スッキリする

今回のバックは、③の直線でコーナーチェックする。

サイドのコーナーチェック

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①コーナーチェックなし・・・段のラインが下に丸く重たくなる
②丸みでコーナーチェック(コーナーを骨格の丸みに合わせてカットする)・・・段のラインが直線的になる

今回のサイドは、丸みでコーナーチェックをする。

 

まとめ

ショートボブで、後頭部に美しいシルエットをつくる2つのポイントは下記になる。

・GPをアゴとエラのラインの延長線上で設定する
・バックのコーナーチェックを直線でする

 

カット練習動画はこちら

是非、一度動画を見ながら仕上がりを確認してみて欲しい。そして、ウイッグでカット練習してみて欲しい。一度、自分で考えてスタイルを作る経験をすれば、それは自分のものになる。

自分のものになれば、お客様を担当する際に自信をもってカットすることが出来る。是非、入客前に練習してみよう。

ボブスタイルの定義などの基本を。➤ボブとは「7つの用語で理解するボブスタイル」にまとめている。こちらも参考にして欲しい。さらに学びが深まることを約束する。

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